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旬のオーガニック野菜たっぷりの発酵ごはん「森と海のおべんとう」

つくばスタイル特派員 サヤ Blog 
2021年12月08日

こんにちは!
つくスタ特派員のサヤです。

 

12月に入り、朝晩の冷え込みが一層厳しくなるこの時期。

「ちょっと身体がだるいな?」と不調を感じたとき、思い返してみると食生活が乱れていた!なんてことありませんか?

 

冬を元気に過ごすためにも、免疫力の上がる食事を心がけたいですね。

 

 

野菜がふんだんに使われたお弁当は、彩りも豊かで食べる前から心が躍る。

種類が豊富なおかずは、優しい味わいながら食べた後の満足感があって、毎日食べたくなる。

とにかく野菜がおいしい!

 

そんな評判が口コミやSNSで広まり、店頭に並ぶと同時に売り切れになる人気のお弁当屋さんが、今年9月に販売を開始した「森と海のおべんとう」です。

 

 

厨房に立つのは発酵料理家の宮﨑絵美さん。

日替わりの8~10種類のおかずの準備に、2つのフライパンと菜箸を使って手際よく調理していきます。

 

 

こだわりの一つでもある調理法は、栄養や風味を逃さない無水調理法と、肌の老化の原因でもあるAGE(終末糖化産物)を極力発生させないという調理法など。

 

野菜本来の味が損なわれないよう、調味料は味噌・醤油・塩などいたってシンプル。塩こうじや甘酒などの自家製の発酵調味料や、厳選された無添加のものが使われています。

 

この日のメインは「生姜が主役!味麗豚の生姜焼き」。

「飯野農園さんの生姜はパンチがあるんです!」と、輪切り、千切り、みじん切り、すりおろしとさまざまな形でたっぷり入った生姜焼きは、食べると体がポカポカしてくる元気な味わいでした!

その他にも、切り干し大根を洋風にアレンジしたおかずや、今が旬の里芋をマッシュし黒ごまと和えた新食感なおかずなどが入っていてどれも格別!

 

次はどのおかずにしようか迷いながら食べることの楽しさったら!

食いしん坊にとって幸せな時間です♪

 

 

 

なんと宮﨑さん。仕入れ・調理・盛り付け・配達・販売まで全て一人でこなす働き者!

 

仕入れはつくば周辺の自然農・有機農家さんの畑に出向き、その時食べごろの野菜を直接見て選んでいるとのこと。この日作っていたお弁当にも、守谷市の「まーの農園」さんの赤からし菜や、つくば市内の「飯野農園」さんの生姜や里芋など、前日収穫したばかりの新鮮な野菜がふんだんに使われていました。

 

「野菜そのものがとっても美味しいんです。調理法は、一番美味しい食べ方を知っている農家さんが丁寧に教えてくれるんですよ」と話す宮﨑さん。

「同じ野菜でも、季節によって甘かったり辛かったり全然味が違うので細かいレシピがないんです」と丁寧に味をチェックしていました。

 

 

千葉県出身の宮﨑さん。

大学卒業後、10年務めた広告代理店での激務で心と身体のバランスを崩したことがきっかけで食や健康の大切を痛感し、食の道へ。その後さまざまな体験や人々との出会いの中で、つくば市を知る機会があり、つくばの「トカイナカ」な魅力に惹かれ今年3月に移住されました。

 

そんなつくばの地で、小さい子ども、食事がおろそかになりがちな大学生、育児中のお母さん、働き盛りのサラリーマン、ご年配の方など、どんな方でも手に取りやすく、健康になれる食事をお届けするにはどうすればよいのか…と考え、いきついたのが“お弁当“だったそうです。

 

今後の目標を伺うと「多くの人に食や自炊の大切さを知ってもらうこと!」と一風変わった答えが返ってきました。

「お弁当を食べて、野菜のおいしさや新しい食べ方に気づいてもらいたいです。難しい調理は一切していないので、これだったら自分でも作れるかもと自宅でチャレンジしてもらえたら。参考になればと思い、お弁当に使われている野菜の農家さんや、詳しい調味料もお品書きに載せています。お弁当が野菜への興味と、自炊するきっかけ作りになれたら嬉しいですね」

 

お弁当を食べている一時だけでなく、お客様のその後のことや生産者の方々のことまで考えた目標に、ただただ感心するばかりでした!

 

 

今回、お弁当の販売を始めるにあたって、多くの人が力を貸してくれたそうです。

「関東圏内あちこち住んだけれど、つくば市のようなところはなかった」と話す宮﨑さん。

 

農家さんをはじめ、当初お弁当の販売をすることになった筑波ハムさん、SNSや口コミなどで知り声をかけてくれる多くのお客様、他にも驚くほど多くの人達が応援の手を差し伸べてくれたおかげで今があると言います。

 

「近くに美味しい野菜を作ってくれる農家さんがいて、『あれが美味しかった。あのおかず食べ損ねたからまた作って』と気さくに話してくれるお客様がいる。その人達のことを想いながらお弁当が作れる。この距離感はつくばならではだと思います。つくばの環境と人々の優しさに、毎日私が幸せをもらっています」

 

そんなつくば市の魅力を多くの人に知ってもらいたいと、なんと「第15代つくば観光大使」になってしまった宮﨑さん!「食と農業の魅力を畑から発信!」をテーマに活動していきたいと意気込んでいました!

 

 

「森と海のおべんとう」は筑波ハム陣屋(つくば市学園の森3-21-1)で購入できる他、2022年2月28日までの期間限定でTXつくば駅前のBiViつくば2Fでお店をオープンしています。

こちらではお昼の時間帯にはお弁当、夕方の時間帯には5~6種類のデリが並ぶので、夕食のおかずの一品としてもおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね!

 

1人で何役もこなすパワフルな姿に、栄養バランスの取れた食事が元気の源なんだろなぁと、暴飲暴食になりがちな年末年始、健康的な食生活を心がけよう!と思ったサヤでした。

 

【森と海のおべんとう】
 Instagram:https://www.instagram.com/moritoumi_tsukuba/
 BiVi店:水・木・金 11:30-14:00/17:30-18:30
 筑波ハム陣屋:水・木・金 11:30~17:00
 ※営業日が変更になることがあります。営業日や時間帯、事前予約など詳しくはInstagramからご確認ください

 

 

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