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甘くてシャキシャキ!朝採れの守谷産レンコン「れんこんのなかむら」

つくばスタイル特派員 なのはな Blog 
2021年09月24日

こんにちは。つくばスタイル特派員のなのはなです。

 

先月、守谷市内を車で走っていたら、気になるお店を見つけました。

 

れんこんのなかむら

 

「れんこんのなかむら」…?

調べてみると、守谷市内でレンコン栽培をしている農家さんの直売所とのこと。

茨城県といえばレンコン生産量全国1位で、つくば市のお隣、土浦市が一大産地であることは知っていましたが、守谷市でも栽培されていたとは!

 

しかもその後、「もりやコレクション」に伺った際には「9月頭から中村さんのレンコンが入荷しますよ!」と案内されたり、「クーロンヌもりや」では中村さんのレンコンを挟んだ「守谷レンコンバーガー」が販売されていたりと、行く先々で出合う“中村さんのレンコン”…

 

これは取材に行くしかない!と思い、お話を伺うことにしました。

 

守谷城址公園のそばに広がる、のどかな田園風景

 

守谷城址公園のそばに広がる、のどかな田園風景。

その一角に、守谷市でレンコン栽培を始めて5年目になる中村淳志(あつし)さんの畑があります。

昔は沼で、古代ハスも咲いていたというこの辺りは土が柔らかく、レンコン栽培に適した土地なのだそう。

大きな葉が青々と茂る夏場も終わりを迎え、葉はだいぶ枯れてきて、畑も少しずつ冬支度を始めているようでした。

 

つくばみらい市出身で、22年間サラリーマンをしていたという中村さん。

土浦市や取手市のレンコン農家さんの元で修行を積んだ後、守谷市でのレンコン作りをスタートさせました。

 

守谷市でレンコン栽培を営む中村さん

 

守谷で栽培を始めたのは、土地を探していた際に市内に耕作放棄地を見つけ、守谷市土地改良区に相談したことがきっかけ。

2万4千平方メートルという東京ドーム約半分のもの土地を畑として生き返らせるため、家族でゴミ拾いをするところから始めたそうです。

 

台風や雹(ひょう)の被害に苦しんだ年もありましたが、1年目の2500平方メートルから年々作付面積を広げ、今年ついに2万4千平方メートルに到達しました。

 

4〜5月に種レンコンを植え、8月頃から収穫を開始する中村さんのレンコン。

早い日はなんと午前3時台から作業を始め、荒天でない限り毎日収穫を行います。

ポンプの水圧を利用しながら、折れやすい先っぽには触れないよう、手作業で進める収穫。

「何本掘ったかでその腕が分かります。だから、今でも土浦に手伝いと勉強に行くんですよ。まだまだ修行の日々です」

 

中村さんのレンコン畑

 

収穫後は、飲めるほどきれいな井戸水を使って畑のそばで洗い、その後自宅へ持ち帰って再度洗浄し、奥様とともに袋詰め。

「大変ですが、やればやっただけ結果が出るので面白いです。食べた人から“ありがとう”の声が届くのも本当にうれしいですね。あと30年はやりたいと思っています」と笑顔で話してくれました。

 

「守谷SAでも販売していて、茨城県の玄関口なので“茨城のレンコンの顔”としての責任を感じます」「市内小学校の給食に自分のレンコンが使われた時、子どもたちがおいしいと言ってくれて、うれしくて泣きそうになりました」とも語っていた中村さん。

 

毎朝の収穫もまず畑への一礼から始めるといい、レンコン作りに込める思いや、真摯な姿勢がひしと伝わってきました。

 

 

守谷市内に直売所「れんこんのなかむら」をオープンさせたのは、今年の7月31日。

毎週水・土・日曜の13時から、朝採りのレンコンが店頭に並びます。

その白さは新鮮さの証。おいしさに多くの人がリピーターとなり、口コミやSNSでも人気が広がっています。

 

甘くてシャキシャキ!朝採れの守谷産レンコン

 

レンコンの旬=冬のイメージですが、夏~秋のレンコンの味わいも格別。

冬に比べ水分が多く、シャキシャキとしていてサラダなどにも向いているそう。寒さが増すにつれだんだんと身が締まり、甘みも増していきます。

 

おすすめの食べ方を伺うと、

「薄くスライスして、軽く湯がいてポン酢+かつお節で食べたり、しゃぶしゃぶやサラダにしたり。1cmほどの輪切りにして、オリーブオイル+塩こしょう、めんつゆ+バターで炒めてもおいしいですよ」とのこと。

 

レンコンをオリーブオイル+塩こしょうで炒めました

 

これまで、スーパーで買って煮物やきんぴらにしたレンコンしか食べた記憶のない私。

さっそく中村さんのレンコンをオリーブオイル+塩こしょうで炒め食べてみたところ、本当にみずみずしく、シャキシャキしていて甘い…!

「新鮮なレンコンってこんなにおいしいんだ」と感動してしまいました。

 

自身の直売所のほかにも、現在は守谷SA、もりやコレクション、イオンタウン守谷内のカスミ、つくばみらい市の農産物直売所・みらいっ娘にて販売中。

中村さんの作る守谷産レンコン、ぜひ一度食べてみてくださいね。

 

以上、移住以来つくばエリアの食の豊かさを日々実感している、なのはなのレポートでした。

 

【れんこんのなかむら】
 住所 茨城県守谷市松並青葉3-15-7(つくばエクスプレス車両基地前)
 営業日時 水・土・日曜の13:00~なくなり次第終了
 *17:00前後までのことが多いものの、もっと早くなくなる場合もあり
 *今季は1~2月までの営業を予定

 

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